前回まで、赤ちゃんの夜の睡眠の話をしていましたが、今回は日中の話です。
なんにもわからないまま始まった育児生活、もう息子に振り回されっぱなし!そんな感じのただの体験談です。ゆる~りと読んでもらえれば。
以前にもお話ししましたが、よく育児書とかには「新生児のうちは1日のほとんどを寝て過ごします。」とか「新生児の頃はお乳(ミルク)を飲んでは寝て、飲んでは寝て・・・を繰り返します。」と書いてあり、そんなもんかと思っていたのですが、いざ育児が始まると
「聞いてたんと違う!!」
息子はお乳一杯飲んで、満足そうな顔をしているなと思っても、布団に寝かせた瞬間大泣き・・・。どうしたんやどうしたんや言いながら、抱っこしたりあやしたりいろいろとしているうちに、次の授乳の時間・・・と言う感じでした。
もちろん1日のうちに1回か2回、稀に2時間くらい寝てくれる時もありましたが、20~30分で起きてしまうこともしょっちゅう・・・生活リズムはバラバラでいつ寝てくれ、いつ起きだすのか全然読めない・・・。
産後で身体のあちこちが不調ですし、慣れるまでは本当にしんどかったです。
私の息子がおかしいのかと思いきや、ネットで「新生児 寝ない」「新生児 泣いてばかり」「新生児 一日中泣いている」などなど・・・ひたすら調べまくっていました。
そうしているうちに、あかちゃんにも個人差があるし、同じように全然寝ない子は結構いるということが分かり、息子はおかしい訳ではないということがわかって少し安心しました。
といってもやっぱりしんどくて、その後もネット検索しまくったり、育児についての本を読みまくったりしていました。
そんななか、私が気を付けていたことは、泣いてもすぐにお乳をあげないようにすることでした。それは泣くたびに飲ませるとなると、ずっとあげっぱなしになるので、それは息子にとっても苦しくないのかなと思ったからです。吐き戻しも多かったので。
赤ちゃんは初めのうちは満腹感と言うのが分からないため、あげたら疲れるまで飲み続けると聞いたことがありました。飲みすぎてお腹が苦しくて泣くこともあるとも・・・!お腹パンパンで苦しいのにさらに飲ませられるなんて辛そう・・・!と思い、泣いてもお乳以外の方法をいろいろ試すように心がけました。
その方が自分の赤ちゃんをよく観察すようになるので、各要求が分かるようになってきたり、ちょっとした変化に気づきやすくなるのでは?と考えたのも理由の一つです。
退院後すぐは、お乳をあげてもすぐに泣き始めたら必死にあやして、寝てくれたら今のうちや!と自分も寝て、息子相手にする以外のことはなんにもできませんでした。
私は里帰りしていたため家事は親にやってもらえたのですが、里帰りしないで産後すぐから育児と家事を両方こなしている人は、本当にすごすぎると思います・・・!育児でいっぱいいっぱいで家の事に手がまわらなくて落ち込む人がいると聞いたことがありますが、できなくて当然や!と思いました。
産後2週間くらいになったら少し余裕が出てきて、親と一緒に洗濯ものを干したり洗い物をしたり…と言った簡単なことはするようになりました。
抱っこひも(スリング)で息子と家の近くで買い物をしてみたりもしました。
ちょうどこどもの日の時期だったので、一緒に和菓子屋さんまで柏餅とちまきを買いに行ったりもしました。
息子をあやすのも少し慣れてきて、抱っこさえしていたら落ち着いてくれることも増えました。寝かせるのはだいたい許してくれませんでしたが(笑)。
そして、息子を膝の上に寝かせて片手で支えながら、勉強したり本を読んだりと自分の事をする余裕も出てきました。
ちなみにこの頃から妊娠中にしていたFP3級の勉強を再開しています。図書館で育児の本などいろいろ借りて色々と読んでいました。
どうしても両手を使ってやりたいことがあっても、息子が寝てくれないときはスリングを使ったこともあります。息子はスリングに突っ込んでちょっと歩いたら、100%!(本当です(笑))数分でぐっすり寝てくれたので(笑)。
でもこの手段を使いすぎて、むしろスリングでないと寝られなくなっても困ると思ったので、この手段はどうしても寝てほしい!!と言う時だけ使う用にしていました。
個人差はありますが、スリングはお勧めですよ!!新生児から使えます!
といっても、何をしても泣き止んでくれないこともしょっちゅう・・・というかそういう時間が毎日どこかでありました。
もう顔を真っ赤にして、この世の終わりのような表情で泣き喚くんです。初めのうちは本当につらかったです。どうしたらええねんっとイライラすることすらありました。
しかし、後に慣れてきて、むしろ面白がる余裕も出てきました。「またリンゴみたいに真っ赤になって~」といってよく動画撮影していました。
息子が2か月くらいになるころには、泣いてもそれほど真っ赤になることもなくなりました。期間限定だったのね・・・。
里帰り後、いよいよ日中は息子と二人きりの生活が始まり、案の定、初めのうちは全然家事まで手が回りませんでした。
ちょうど引っ越しも同時だったので、息子が寝たと思ったら急いで荷ほどき・片付けを始めて・・・と思ったら20分経たないうちに息子が泣き始めて急いで息子の元へ行って・・・と言うのを繰り返し、なかなか片付かないガラクタの中で息子と2人で過ごすのはしんどかったですね・・・。
お昼はレンチンのものを、息子を抱っこしながら食べて、晩御飯もなかなか作れませんでした。洗濯物は泣いている息子を寝かせ、ごめん~といいながら大急ぎで干して、たたむときは息子を抱っこしながら・・・といった感じでした。
少しずつ息子との生活も慣れてできることは増えていきましたが、初めのうちは本当にそんなものでした。
なんかだらだらの過去の話を述べましたが、今思えば懐かしい・・・。
初めての育児は何もわからず、全然思い通りに動けなくて本当につらいと思います。何もできない自分が情けなく、悲しくなることもあると思います。
でも、初めてなんですからできなくて当然です。新入社員にいきなり責任の重い仕事を誰からの指導もなく任せるようなものです。肩の力を抜いて、手の抜くところは抜いて、頼れるところは頼っていきましょう。
できないことに非難してくる人がいたら、その人が無知なだけです。
皆でぼちぼち頑張りましょう~
息子との生活がどのように変化していったか、またお話ししたいと思います。
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