私は結婚してすぐで、妊娠が判明する前からその年に新婚旅行を予定していたので、つわりがましになったタイミングで旅行に行きました。
いろいろと楽しむことが出来たのですが、やはり妊娠中の旅行は気を付けることもいっぱいで大変っっ。今回は妊娠期間中の旅行で、私が気を付けたことなどを書きます。
妊娠してつわりが始まってから、長時間出掛けることが減ったのですが、私たちは年内に新婚旅行をする予定がありました。旅行先も北海道と決めていました。
つわりは後期まで続く人もいるということで少し心配でしたが、子供が生まれてからはもっと旅行はしにくくなりますし、つわりが治まることに願って安定期に入る頃に行くことにしました。
相談した結果、旦那の仕事の都合もあり、妊娠14~15週に行くことに・・・。まだ5か月にはなってないけどほかに行けそうな日がなかったのでその日で決定しました。
結局つわりは、ピークは過ぎたみたいで4か月入ったあたりから少しマシにはなっていましたが、旅行の当日までには治まらず、体調万全でない状態で行きました。(おいおい(-_-;))
移動手段
まず、北海道まで行く手段はもちろん飛行機(from 関西)。空港まで車で行って、そこから飛行機で2時間・・・。当日は若干曇っているけどなんかまぶしくて目がちかちかするような天気だったため、空港に行くだけでだいぶ気分が悪くなってしまいました・・・。でもだいぶ時間に余裕を持っていったため、空港でゆっくりする時間も十分にあり、飲み物を飲みながら人ひと休憩入れて体調回復しました。
しかし、そのあとの飛行機も小型でまあまあ揺れた・・・。本とか読んだら絶対もっと気分悪くなる~と思って、音楽聞きながら寝るしかなかったです。途中コーヒーの無料サービスもあったけど、もちろん妊娠中のため我慢。ちょくちょくかった水を飲みながら乗り越えました。
北海道着いた頃には、長時間移動に私だけでなく旦那もぐったりだったので、お昼食べた後も空港で2時間以上くらいは椅子に座ってゆっくりしてました。1日目は移動でだいぶ疲れるやろうと思い、なにも予定を入れないようにしていたのでゆっくりできてよかったです。
北海道内はレンタカー借りての移動にしました。富良野、美瑛、旭川あたりを観光予定で、高速バスを使うか迷ったのですが、レンタカーにして正解だった!
現地についてもスーツケースは車に置いとけて、重い荷物を運ぶことがほとんどなかったし、いつ気分が悪くなっても、好きなタイミングで休憩が挟めたので安心できました。高速バスだったら目的地着くまで乗りっぱなしですもんね・・・。
食事
妊娠中は気を付けなくてはいけない食べ物がいっぱい。北海道はおいしいものがいっぱいですが、生ものは我慢しました。海鮮丼やおすし・・・。これはしかたない~。
アルコールはもともとそんなに飲む方じゃなかったので全然苦にならなかったです。
大変だったのは旅館選び。以前泊まったことのある旅館に泊まろうとしたら、そこはアレルギーなどの対応をしていませんとのことでした・・・がびーん。やっぱり個別にそういう対応するのは大変なんかなあ。意外とそういう宿は多かったです。
なんとかアレルギー対応ありの旅館見つけて予約しました。ちなみにペンションはすんなりとOKしてもらえました。
あと、やっぱりあれもこれも食べたくなってしまうのですが、まだ食べすぎると気分が悪くなることはあったので、食べすぎには注意しました。お店で食べるのはボリュームのあるメニューが多いので、お店で食べる以外に、地元ならではのパン屋さんでパン買って公園で食べたり、コンビニで地域限定のもの買ってホテルで食べたりという感じで楽しんだりもしました。
宿
5泊したうち、3泊はビジネスホテル、ペンションと旅館にもそれぞれ1泊しました。妊娠中はあまり長距離を動き回るのはよくないので、ペンションや旅館はおすすめです!
ペンションは経営者さんがいろいろ工夫されていて、素敵な空間を楽しむことが出来ます。
私が止まったペンションは、北欧の飾りが飾ってあったり暖炉型のヒーターがあったりして、庭にはベンチやブランコもありました。(いった日は天気悪くて庭にはいきませんでしたが)
コモンスペースがあって、絵本とかおもちゃ、レコードとかいっぱいありました。私たちはソファに座って絵本を読みながら、子供が産まれたらこんな本も読んであげたいねとかいう話で大盛り上がり。ゆったりととても楽しい時間が過ごせました。
旅館は温泉街で泊まりました。多くの旅館は都心の駅近くから送迎バスが出ているので、行くのが楽です。しかし、今回乗ったマイクロバスの運転が荒くてちょっとしんどかった・・・。
旅館に着いてからはすっごい楽しめました。
旅館からちょっと歩くと渓谷があり、ちょうど紅葉が見頃でとてもきれいでした。ほかにもお土産屋さんや、公園、神社などいろいろあって、妊娠中でも無理のない程度の距離で十分堪能できました。もちろん温泉饅頭も!
旅館自体も楽しかったです。おしゃれな空間に、窓から見えるきれいな景色、大浴場に個室にはヒノキ風呂、そして見た目も味も素晴らしい食事!予約の際に妊娠中であることを伝えていたので、生ものは火を通したり、代わりの料理を用意してくださいました。
ラウンジもあって、落ち着いた雰囲気の中でお茶やお菓子とともに旦那とのおしゃべりを楽しみました。夜はバータイムとなって、要望に合わせてカクテルなどを凍てれもらえるのですが、ノンアルコールメニューもありました。すばらしい!
しかし、温泉はそんなに長時間入ったつもりはなかったのですが、入った後疲労感がどっと押し寄せてきました。饅頭の糖分とお茶で回復しましたが、妊娠中は疲れやすいのでほどほどにするべきですね。長風呂は控え、湯船につかった直後はふらつきやすいので手すりなどをしっかりつかみながら足元に注意して歩くこと。そして、当然水分補給はしっかりと!
スケジュール
北海道は5泊しましたが、予定はあまり入れすぎないようにして、時間にたいぶ余裕をもたせました。そのおかげで、旅行中何度か気分悪くなったりしましたが、体調が回復するまでしっかり休むことが出来て、楽しむときは思いきり楽しむことが出来ました。そして、観光で動き回る時間は控えめにし、宿でゆっくり過ごす時間を多めにしました。
今回の旅行を通して、私が思ったのは・・・。
- 飛行機はおすすめできない。
正直、飛行機はまあまあ揺れるししんどかったです。途中しんどくなっても目的地に着くまでは耐えるしかありません。同じ理由で高速バスなどもおすすめできません。車の移動ならしんどくなってもその都度休憩取れたので楽でした。旅行先も車で行ける範囲にとどめるのがよさそう。
- スケジュールは十分余裕を持つべき
予定詰めすぎるとしんどいだけ、その時の体調に合わせて動き、休憩は何度も挟むべき。観光に出回るのはほどほどにして、旅館とか宿でゆっくり過ごす時間を多めにとるのがいい。 - ひとりで行くのはやめよう
私が旅行を楽しめたのは、旦那の力が大きかったと思います。荷物はほとんど持ってくれていましたし、しんどくなった時はベンチなどに連れて行ってくれて、必要に応じて水とか用意してくれたのですごく助けられました。今回の旅行では大きなトラブルは起きませんでしたが、いざ何か起きたとき、自分で対処できない可能性もあります。それでおなかの赤ちゃんを危険に晒すことにもなりかねないので、ひとり旅は避けるべきだと思います。
今回、私は以前から計画していたこともあって、なんとか行きましたが、いろいろ気を付けることも多いです。楽しむことはできましたが、結構何度も気分が悪くなったりしました。そのため、妊娠中の旅行はできるだけ控えた方がいいと思いました。どうしても行く!というなら上のようなことを意識して、ほんっっとうに無理のないように。
私は、もしまた妊娠することがあったら(あるのか?)その時は今回のような遠距離・長期間の旅行はやめておこうと思います。
あと、今回はあまり触れませんでしたが、旅行するなら旅行先の病院の場所・連絡先は確認しておくべきと思います。北海道旅行とは別の時に私は大変な思いをしたので・・・。この話は次回詳しく話したいと思います。
子供が産まれてからは、しばらく旅行がしにくくなるとかで、今のうちに旅行に行っておきたいという方もいらっしゃると思います。絶対に行くなとは言いません。せっかく旅行ですから、皆様にはいろいろ気を付けるところは気を付けて、万全の準備をすることで安全に、無理なく楽しめるようにしていただければと思います。
コメント