出産して育児がスタートしたのですが、まず初めに直面した問題・・・
寝ない
よく育児書などには「新生児のうちは1日のほとんどを寝て過ごします。」とか「新生児の頃はお乳(ミルク)を飲んでは寝て、飲んでは寝て・・・を繰り返します。」と書いてあります。
しかし、我が息子は新生児の時からあまり寝てくれませんでした。
お乳をいっぱい飲んで、満足そうな顔をしているなと思っても、布団に寝かせた瞬間大泣き・・・。
聞いてたんと違う!!
日中は余裕があるのですが、夜はもっとしんどいです。眠いしもうあやす体力も残っていない・・・。正直、出産前から夜間授乳なんてできる自信がないくらいでした。
授乳しながらうとうとして、頭がぐら―んぐらーんとなって何度も息子に頭突きをしてしまう始末・・・(笑)。
なんとか授乳して、また寝ようとしても息子は寝てくれなくて、これまた必死に抱っこしながらゆーらゆーらとしているうちに私が眠くなって息子を落としそうになる・・・となっていました。そうしているうちに次の授乳の時間がきて・・・という感じなので全然眠れない。退院したその日から心が折れそうになっていました。
里帰りしていたおかげで、時々母が抱っこを代わってくれて、その間に寝させてもらったりしました。もう感謝しかなかった・・・。
そんな感じだったので、せめて夜はちゃんと寝てほしくて、赤ちゃんの睡眠についてすぐにいろいろ調べ始めました。ネットで調べたり図書館で本を借りて読んだり。ネットの検索履歴は「赤ちゃん 寝ない」とか「新生児 寝ない」「赤ちゃん ずっと泣いている」とかばかりになって・・・。本は7~8冊くらいは読みましたね・・・(笑)。
そのなかでも私がわかりやすいと思った本をちょっと紹介・・・。
マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方(主婦の友社)
著:愛波 文
マンガだからサクッと読めます。
科学的根拠に基づいた説明がわかりやすく、引用文献もしっかり記載されています。
悩み別Q&Aもわかりやすかったです。
この本は気に入ったので、図書館で借りて読んだ後、実際に購入しました。今でも時々読み返しています。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(かんき出版)
著:清水悦子
タイトルの通り、ママにも優しい感じで、気軽に実践できるような内容です。こげぱんの作者であるたかはしみきさんのマンガバージョンもあります。(マンガでよくわかる 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド )
月齢ごとの1日のスケジュール例がとても参考になりました。
以下、本やネットを参考にして私が実践したことを紹介します。
夜は語り掛けない
初めに気づいたのは、赤ちゃんのうちは夜まとまって寝られないのは当然っちゃ当然ってこと。
産まれるまでずっと真っ暗な中で過ごしてきて、朝とか夜というものを全然理解していないのに、外の世界に放り出された瞬間夜は寝てくれ~なんて言われても、わかるはずもありません。考えてみれば当然なのですが、初めのうちは心の余裕がなくて、何で寝てくれへんねん~と思っていました。
でも、そのことに気づいたので、それなら親である私が夜は寝るものと教えてあげねば!と思うようになりました。
言葉で言っても理解できないであろうから行動で示す!
まず、夜の授乳、おむつ替えは無言でささっと済ませて一切話しかけないことで、夜は静かにするものだとわかってもらうようにしました。夜間に泣き始めても即座に対応するのでなく少し様子を見てからにする。対応するときも、すぐに抱き上げるのでなく、とんとんと胸のあたりをたたくことから初めて、どうしても泣き止まないとなってから抱っこをするようにしました。
毎朝同じ時間に起こして、日光を浴びさせる
生活リズムを整えるべく、毎日同じ時間になったら部屋を明るくしました。それから窓際に連れて行って「おはよう~」と言いながら、湿らせたガーゼで顔を拭きふきしました。それでも起きてくれないときもありましたが、毎日続けるようにしました。
早めに泣き始めても、なるべく決めた時間が来るまで抱き上げないようにしました。
夕方以降は静かな環境で過ごさせる
明るく、にぎやかな状態にいると脳が興奮するので、そこからいきなり寝るモードに入るのは難しいので、寝る2~3時間前から静かな環境(できれば薄暗い環境)で過ごしてもらい少しずつ眠りモードに入ってもらうようにしました。
実家は場所がない都合上、夜は居間の机を立て掛けたスペースで、寝かせてもらっていました。日中も初めのうちは居間で過ごしていたのですが、晩御飯の時間は親がテレビ観たりガチャガチャ音がして、どうしてもやかましくなってしまいます。テレビ観ないでとか、もっと静かにしてとか言いにくく、どうしようと結構悩みました・・・。
結局、食事前には別の部屋に移動して寝かせてもらうことにしました。そして、夜寝る前の最後の授乳は暗い部屋で行い、食後皆が自分の部屋に戻ってから、息子を連れてきました。
寝室はなるべく暗くする
やはり、睡眠に関して光は重要な項目だそうです。寝かせた後に隣の部屋から光が入らないように、また朝早くに外の光が入らないように、窓やドアの隙間をできるだけ埋めました。里帰り中は、自分の家ではないので、完璧にはできませんでしたが、里帰りから戻った後は徹底的に寝室を真っ暗にしました。
ホワイトノイズを付ける
睡眠中は、アプリを利用してホワイトノイズをかけるようにしました。
始めはyoutubeで胎内音やオルゴールを流したりもしていたのですが、いつの間にか終わって全然違う動画が始まってしまったり、急に広告がやかましく入ったりして鬱陶しかったので、アプリに変更しました。私が利用したのは「おやすみbaby」と言うアプリですが、シンプルで使いやすいです。
以上のことをやったおかげで、息子は新生児のうちから、だんだん夜はよく寝てくれるようになりました!!
まず、夜に寝始めるのがスムーズになりました。夜の8:00~8:30の授乳の後はすっと寝てくれるようになって、私自身寝る前に自分の時間を持つことが出来るようになりました。その時間で本を読んだりすることが出来て、心に余裕が出来ました。初めのころはいつ起きるかわからない息子に常にドキドキしていたので・・・(笑)。
夜間の3時間ごとの授乳は続けていて、夜間もお腹すいたら泣くことはありましたが、授乳したらすぐに寝てくれて、授乳後も泣き続ける息子をあやすということはなくなったのがすっごく楽でした。自分も授乳したらすぐ眠れる!
また、私がセットしたアラームが鳴っても息子は起きなくて、私も二度寝してしまうこともよくありました。おかげで夜間の授乳は4時間くらい空いてしまうこともありましたが、息子は問題なく順調に体重も増えていました。
初めは息子が寝ていても、3時間おきに起こして授乳していたのですが(それでも途中で寝てしまうこともしょっちゅう・・・)、2週間健診で生育良好と言ってもらえてからは、息子が起きない限り夜間授乳を4時間おきにすることにしました。息子は4時間経たないうちに起きて泣き出すこともなく、夜間に泣き出すときと言ったら、私がアラームに気づかず、5時間くらい空いてしまった時くらいでした。もちろんその時は「ああ~ごめんよ~」と急いで授乳していましたが、5時間くらい空くことがあっても息子はむくむく大きくなってくれていました。とりあえず、3時間おきが4時間おきになるだけで、普通に夜中に起きる回数も1回減り、ものすっごく楽になりました♪
里帰り中は、何でもかんでも勝手にできるわけでないので、寝室の環境を整えたりするのは限界がありましたが、上記の事をやっただけでも夜だいぶ寝てくれるようになって、楽になりました。
どれが効果的だったのか、単に息子が成長したからなのかはよくわかりませんが・・・。
皆さんもできることからぜひ試してみてください。
里帰り後は、さらにほかのことも実践しましたが、そのことについてはまた次回お話しします☆
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